2016年04月14日

王子グループの退職勧奨対象者調査一覧がエグかった(クローズアップ現代+を見て)

14-01-16_001.jpg
13日放送されたクローズアップ現代+、
“新リストラ時代”到来!? 業績好調なのになぜ
番組で独自入手した、王子グループの退職勧奨対象者調査一覧がエグかったです。


退職勧奨対象者調査の項目には、現在の職務遂行状況という欄があり、そこには

能力・責任感欠如・間違いが多いため部下もおらず、単純作業しかできない。自己中心であり、職場内でのトラブル(ケンカ)が絶えない。不潔である。(55歳男性、一般職、大卒)

ちょっと、最後の「不潔である」って。。。。


それ以外の対象者も、抜粋すると、

嘘をつく。会社物品等を私物化、

母親早期退職で息子である本人をバーター採用。

2004年度早期退職勧奨試みるも、名古屋管理職ユニオンの介入あり中止。

会社物品等を私物化、バーター採用、ユニオンの介入等、非常に生々しいことが載っていて、番組を観ただけでも萎える内容でした。


数年前に早期退職の面談があり、自分は応じて早期退職をしましたが、裏には退職勧奨対象者調査があって、自分にもこのような記載があったんでしょうね。退職勧奨対象者調査一覧の自分の欄を見せるって言われても、自分は怖くて見れませんね。

自分は人事部にいたことも、管理職になったこともないので、詳しく分かりませんが、退職勧奨対象者調査一覧の類を作る側も気が萎えるでしょうね。

再び働く際には、会社物品等を私物化せず、身だしなみはキチンとしようかと。

関連記事
まとめ 早期退職時の面談

にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
にほんブログ村

セミリタイア ブログランキングへ




ブログパーツ
posted by しいたけを at 17:00| Comment(6) | TrackBack(0) | 早期退職 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月20日

早期退職希望者なら見ておきたい3、NHKのドキュメント72時間「工場閉鎖の街で」が再放送


川越_涼023 / nakimusi


先日コミケの様子に興味があり、NHKのドキュメント72時間を見ていたら番宣で以下の再放送の告知が。


ドキュメント72時間 100回記念アンコール「工場閉鎖の街で」


岐阜県の大手メーカーの工場が33年の歴史を閉じた。最盛期には4千人の従業員を抱え、ゲーム機などの商品を送り出してきたが、グローバル化の中で役割を終えた。かつての熱気を惜しむ熟練技術者、明日からの仕事を探す派遣社員。大工場の終了は地域の雰囲気も一変させる。最後の日々、人々は何を思い、どんな一歩を踏み出すのか


おそらくはソニーの美濃加茂工場のお話かと。以前は半導体メーカーに勤めていたので、ここにも半導体を納めていました。

工場閉鎖ならば、従業員は他工場への転勤か早期退職を余儀なくされることになるのか。工場閉鎖のゲンジツをじっくり見たいと思います。

ドキュメント72時間 100回記念アンコール「工場閉鎖の街で」は23日水曜深夜1時からNHKで放送されます。

関連記事
早期退職希望者なら見ておきたい、NHK【地方発 ドキュメンタリー「突きつけられたゲンジツ〜希望退職711人の労働移動」】
地方のゲンジツは厳しかった、NHK【地方発 ドキュメンタリー「突きつけられたゲンジツ〜希望退職711人の労働移動」】を見て
「突きつけられたゲンジツ」で検索し、当ブログへ来られた方へ
早期退職希望者なら見ておきたい2、NHK「土曜ドラマ 55歳からのハローライフ」
NHK「土曜ドラマ 55歳からのハローライフ」は今のところ、ぼちぼちなドラマ


にほんブログ村

リタイア日記 ブログランキングへ




ブログパーツ
posted by しいたけを at 11:20| Comment(2) | TrackBack(0) | 早期退職 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年05月12日

早期退職を考えるなら読みたい本「会社が消えた日 三洋電機10万人のそれから」



GW中に読んだ本が良かった。



2011年に上場廃止となった三洋電機に関する本。

自分の三洋電機へのイメージとしては、「サンヨーオールスターゲーム」としてプロ野球のオールスターゲームの冠スポンサーをやっていた程度。ソニー、東芝、パナソニック等と比較し、一段劣った電機会社とのイメージ。

少し調べると、Xacti(ザクティ)やGOPAN(ゴパン)も三洋電機が作っていたのね。知らなかった。

この本では、前半は三洋電機が上場廃止にまで至った経緯、後半は元三洋電機社員のその後に関する話を扱っています。

自分は元メーカー勤務なので、この本で出てくる話は興味深かったが、特に興味深かった所を引用しながら紹介します。


「わが社」が消える日。
あなたはそれを想像したことがあるだろうか。
バブル経済の崩壊とリーマンショックを経験した今、もはや「わが社は永遠だ」と思っている人は少ないだろう。
「でも自分が現役のうちは大丈夫」
多くの人がそう信じている。
しかし、その日は突然やってくる。
2011年3月29日、三洋電機は上場廃止になった。かつて10万人いた社員のうち、三洋電機を買収したパナソニックに残ったのは約9000人。あとの9万人余りは会社の外に放り出された。彼らにとって三洋電機という会社は「消えた」に等しい。
はじめに(1P)より引用

この「はじめに」の1Pでガツンとくる。
自分が前にいた会社は分社、合併、経営危機、そして自分は早期退職した身なのでとてもしっくり来る。10年後は分からないと考え、ある程度の貯金と転職できる実績とスキルを身につけておいた方が良いですね。(自分の場合は転職できる実績とスキルが無かったが)

幕末、朝敵の烙印を押され、新政府軍に討伐された会津藩。白虎隊の若者たちは、その会津藩に殉じて若い血を散らした。山本はサンヨーブランドがなくなると同時に会社を去った。ずっと「サンヨー」の旗の下で戦ってきた自分が、「パナソニック」の旗を持つ姿はどうしても想像できなかった。会社が買われた以上、パナソニックのブランドを担ぐしかないのは分かっているが、自分は器用に乗り換えられるタイプではない。だから山本は会社を辞めた。
第六章 意地(232P)より引用

歴史で例えたくなるのは何となく分かります。
日立、三菱電機、NECの出身者で構成されたルネサスエレクトロニクスで例えると、ルネサスエレクトロニクスは三菱電機、NEC(土佐藩、薩摩藩)の色が薄くなり、日立(長州藩)主体となった明治時代の藩閥政府のようであると。
*肥前藩が抜けているし、うまく例えられませんでした。。。

「逆に言うと『辞めさせてはいけないリスト』に載っていない人は、みんなリストラ対象になります。買い手に『200人減らせ』と言われたら、我々は600人分の『辞めさせてもいい人リスト』を作って、揺さぶりをかけます。希望退職の応募者が足りない時は個別に面談して、向こうの会社に行ってもポジションがないことをやんわり伝えます。転職先を見つけておいて、そこに行くことを勧める。給料は半分になっても、働くとこがあるだけましやで、と。まあ、肩叩きですね」
「それで仕方なしに同期や先輩の肩を叩くわけですが、これが恨まれる。家の前に猫の頭を置かれた人もいました。事業部の人事部長は全部で50人ほどいたと思いますが、私の知る限り、大きなリストラをやった後は、ほとんどが本人も会社を辞めました」
第八章 贖罪(P262-263)より引用

これは強烈なエピソード。家の前に猫の頭を置かれるって。そういえば早期退職の面談をした元上司は、会社を離れたと話を聞きました。嫌だったでしょうね、早期退職の面談は。面談をされる方も、する方もキツイ。


これ以外にも、電機産業の過当競争と経済産業省の「チャンピオン+1」、家電量販店への営業話、元三洋電機社員が開発したベビーカーの話等興味深い話が色々あります。

元三洋電機社員が開発したベビーカーの話は以下の記事でも紹介されてます。

元パナ技術者がベビー布団を開発…「西松屋PB」のヒットが流通業界に波紋を呼ぶ!?

早期退職を考えるなら、電機業界関係者なら、是非とも読んでおきたい一冊ですよ!

関連記事
不本意な敗戦 エルピーダメモリとルネサスが苦境に陥った背景


にほんブログ村

セミリタイア ブログランキングへ




ブログパーツ
posted by しいたけを at 16:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 早期退職 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする